この道はいつか転んだ道

 

Twitterを見ていたらすごく可愛い爪の写真をあげてる人がいた。きゅっと短く切り揃えた爪にボルドー色のつやつやネイルポリッシュが均一にのせられていて、とても丁寧な仕事だった。

 

・色の可愛さや塗りの技術にも感動したけれど、甘皮の処理がきちんとされていてささくれが全然なかったことに一番衝撃を受けた。やってる人はやってるんだろうな〜と自分は特に気にしてこなかった側だけど、爪本体ではなく周辺を整えることで指先の美しさがこんなにも増すんだ!気づきだこれは。

 

・いま「甘皮 処理 基本」とか「爪の手入れ おすすめ」とか調べています。

 

・ブログの文章が箇条書きなのはとあるライターさんがこの形式を取っていてめちゃくちゃ便利だなと思ったのでわたしもそれに倣ってこのスタイルにした。

 

・昔から舞台や映画の感想などで箇条書きを使う癖があったのもそうだけど、長文を書き切るってとても難しい。体力と知識と根気のいる作業だと思う。書く力のある人はどんな形式でも上手く読ませる文章を書くと思うので箇条書きあるなしに関わらず単純に技量の差なんだろうけど、いくつもの話題を始から終まで一連の流れにして上手く絡めながらまとめる術がわたしにはないのでこの形はとても合理的。

 

・そういえばわたしは「そういえばさ」とか「思い出したんだけど」とか「この間さ」から始まる会話が多い。直前までしていた話の地続きのときもあれば、思い出したままに全く関係のない話をすることもある。新しい話題に転ぶとそれまでしていた話をかなりの確率で忘れてしまうので、おおかた散逸な会話になってしまう。いくつにも展開した話を総括できる人やひとつ前の話にポンと戻れる人を尊敬している。

 

ADHDなのかな〜と思っている。大人になるにつれて慢性的な忘れ物は減ったが散漫な性質はいまだ根深く存在している。片付けは基本的に苦手だし、大した手続きじゃないものをつい先延ばしにしてしまったり、ギリギリになってお尻に火がつかないと腰を上げられなかったり、面倒臭いが勝ると究極まあいっかで放置して流れに身を任せることもある。

 

・同じような人って世の中にいっぱいいると思う。 それこそADHDってみんな素質を持っていて程度の問題と聞くので、わたしはその傾向が強い・高い・多いに分類される人間なのかも。注意不足が如実に欠如してるので、いつか取り返しのつかないことになるのではと怯えながらこの人生29年目に突入している。

 

・注意力散漫な証拠として、今日怪我をした。病み上がりだけど先延ばしにしたくない仕事があったので出勤したら何もない道で転んだ。右足首を捻りながら前へ倒れ込み、足首を庇おうと前に突き出した左ひざをコンクリートに打って擦り傷まみれになった。

 

・痛って〜。恥ずかしい〜。

 

・辛かったけどたまたまティッシュと携帯用の手指消毒液と絆創膏を持っていたので完全に勝利だった。つい最近自室のサイドテーブルにほっぽってあった絆創膏を気まぐれに手に取って近くのバッグに入れたのだが、それがこんな形で回収されるとは。これって伏線回収ってやつですか?

 

・思いのほか擦り傷の範囲が広かったので深刻な傷を優先して処置した。スタンダードサイズの絆創膏を3枚使ったけどギリギリ覆えてないくらいだった。無いよりマシ。手指の携帯用消毒液もアルコールとか入ってなかったけど、これも無いよりマシ。

 

・厚手のコーデュロイ生地のロングワンピース着てたのに全然クッションになってくれなかったな。正面にボタンのついた前開きタイプのワンピースだったからか、布と布の隙間からしっかり膝が出てしまった。

 

・挫いた右足首もまあまあ痛かったけど左ひざの擦り傷もかなり痛い。内側からくる、神経を摩耗されるような骨に響く痛みや鈍痛とはまた違ったHPの削り方をしてくる。表皮の痛みって端的で定型だけどその瞬間的な爆発力を舐めてはいけないと久方ぶりに思い知った。

 

・この日も健康の話に帰結してしまった。この手の話年々増えてくし年々恐怖や危機感が増していくだろうな。

今日こそ夜ふかしせずに寝ます。