好きな食べ物は最後まで取っておく派

 

・美容院に行った。

 

・担当の美容師さんは結構話好きで色んな話をしてくれるので、わりとプライベートなことも話し合ってる。

この間は年齢の話からお互いの母親の歳が近いねという流れになったのだけど、余生さんのお母さまはおいくつなんですか?という問いに「◯歳くらいですね」と答えたら「“くらい”って!」とツッコまれた。

 

・別に曖昧に覚えてたわけじゃなくちゃんと歳の数も誕生日もわかるのに、ふと口をついて出たのが「くらい」の3文字だったのよね。

 

・以前友人と協力型脱出ゲームをプレイしたときも、こちらが正確なポジショニングを伝えて相手に動いてもらわなければいけない場面で「そこからふたつくらい右」とざっくり指示をして「くらい!?」と言われたのを思い出した。

 

・正確な数値や幅がわかるのに「くらい」や「みたい」など曖昧なニュアンスを足してモノを伝えてしまうのってなんでだろうな。間違ってたときの保険とか予防線を無意識に張っているのかもしれない。こんな感じで相手に解釈を委ねてしまうときがあるからわたしはあまり人から頼られないし信用されません。

 

・今の担当美容師さんは趣味や好きなものが多くて話題も豊富でわたしが聞き手側に回ることが多いのでめちゃくちゃありがたい。

カットカラートリートメントとなると少なくとも2時間は美容院にいなければいけないので、その長い間を埋めようと当たり障りないトークテーマや質問が次々飛んでくるんですよね。それに答えるとその内容を踏まえてまたさらに会話が続くわけだけど、わたしは話を広げるのがあまり上手くないのでだんだん尻すぼみになってついには沈黙になってしまうのです。

 

・よし、会話をするぞ!と腕まくりしてくれた美容師さんが平坦なわたしの返答をなんとかこねくり回して作品にしてくれようとしてる感じがひしひし伝わってくる空気がもう、本当に、しんどくて…。

 

・美容院で繰り広げられるトーク、あれは尋問と論告です。

 

・でも会話がないとそれはそれでなんか別の気まずさがあるんだよな。

 

・今の人はわたしがうんうん聞いてたまに一言二言返すだけでマシンガントークを継続してくれるのですごく助けられています。視聴者のコメントを拾いながら雑談してるYouTuberを見ている感覚に近い。

 

・この間はチョコが食べたくてフラッと入ったリンツがバリ高くてビビったという話を聞いた。たしかにリンツは高い。

 

 

・処方された薬を飲み終えたのでひと月ぶりに病院に行って経過を診てもらった。薬効いてますね、数値も随分減ってますね、と言ってもらえた。この調子でトントン拍子に寛解へ向かっていけたらいいな〜。

 

・歳を重ねるとみんな健康について話し出す理由がわかるようになってきた。遅かれ早かれほぼ全員なにかしらの疾患を持つようになるわけで、当事者だからこそ発信できる有益情報をみんなで共有し合っているのだ。これはれっきとした助け合いコミュニケーション。

 

・あとこれだけ改善した!頑張った!とみんなに話して頑張ってるねって褒められたい気持ちもちょっと含まれると思う。健康的な生活を送ることはとても大変で、実行できるのはとてもえらいことだから…。

 

・体質改善の他に、枕を使うことをやめて2週間ほど経った。
硬くて高さのあるものを長いこと好んで使っていたけど、最近は長時間使用していると首や頭が痛くなって落ち着かない。
なんとなく外してみたところ肩や首への負担が減って睡眠が深くなった気がしたので、しばらくこのまま続けてみようと思う。本当は低反発枕とか低めの枕がほしいんだけど、面倒が勝って寝具売り場へ足を運べないでいる。

 

・今は足用の平たいクッションを使っています。

 

・本当にものぐさなので、無印週間や丸井のセールも開催直前まで行く気満々だったのにいざスタートしても行かずに終わることがかなり多い。つい先日開催していたときも結局行かなかった。あーあ、欲しいものはいっぱいあったんだけど面倒くさいという気持ちが物欲に勝っちゃうよ。

 

・評判のいいヘアトリートメントも買ったのに写真撮るだけ撮って1週間くらい封を開けずに放置してある。使いたい気持ちはあるのに風呂に入り髪を濡らしてシャンプーを手に取るあたりで浴室へ持ち込み忘れたことに気づくんだよね。

 

・明日は絶対トリートメントを使うことをここに宣言します。